› 沖縄オーレ:元Appleスタッフが教えるMac、iPadの教室(沖縄・那覇) › Apple_academy › 那覇市のGIGAスクール構想の公募案件(入札)を見て、明らかにおかしいと思った事。
那覇市のGIGAスクール構想の公募案件(入札)を見て、明らかにおかしいと思った事。
2021年01月23日
タイトルで誤解させてたらすいません。
以前から沖縄オーレでも注目の国の事業(文部科学省)
GIGAスクール構想(子供たちにITをより知ってもらう)の、
端末入札公募がスタートしています。
那覇市教育委員会へ2021年1月26日火曜日までの入札です。
タイトルにもありますように、
GIGAスクール構想について私が思う事をまとめていきます。
あくまでもiPadじゃない!と、いう事が
わかるような箇所がありますという記事です。(残念)
この公募の内容が悪いとかじゃないので、
ネガティブ意見ではありません。
では、早速いきましょう。
公募内容の引用先はこちらのURLです。
http://cms.nahaken-okn.ed.jp
まず最初にいいた事、
令和3年(2021年)1月29日に入札、事業者が決まります。
それから、納入日期限が、2月28日となっています。
まずこの時点でこの事業はある程度の規模がある会社しか参入できないということです。
(1)調達数
先生用1,512ライセンス
学習者用28,517ライセンス(詳細は別表1参照)
(2)納入場所 小学校36校・
中学校17校・那覇市立教育研究所(詳細は別表1参照)
土日は休みの学校、数えると2月の営業日は20日です。
そして祝日が2日あるので18日。
この18日で小学校36校と中学校17校の53校です。
1日平均で言うと1日3校に端末をお届けしないといけません。
キッティング作業、アカウント作成など、この短期間でいけるのか?
端末購入の準備
梱包作業
端末管理番号の配布
電源が入るか端末チェック
アカウント作成、
必要ソフトのインストール?
セキュリティソフト?
箱に戻す。
教員用の仕様書も必要になりますね。
小さな会社にもチャンスがあるように、
那覇市一括で公募を出すのではなくて、
公募のエリアを細分化することで
学校単位で競争でき、
良いところ悪いところが出てくる気がします。
そしてパーソナルコンピューターと言われているのに完全管理されている状況です。
しかも、次の項も要チェックです。
4 ソフトウェア調達及び保守運用業務の概要及び基本条件
↑これ、
G suite for education
はい、Googleです。
だからといってiPadではないとは言えませんが、
ここまで決まっていると言う事は、端末も決まっているはず。
試しに、G suite for education とGIGAスクール構想と検索すると、Googleの公式サイトで紹介されていました。
画像を貼り付けます。
引用先:https://edu.google.com/intl/ja/giga-school-plan/
引用先をクリックするとわかりますが、もはやAppleの出る幕はないのか?
あくまでもApple信者目線ですからね!
というわけで、Chromebookになる可能性が高くなりました。
ちなみに、保守機関
【保守】(保守期間:令和3年3月1日~令和8年2月28日)
とあります。5年間の事業なので、
きっと力(資本)がある企業が名乗り出るのでしょう。
そういう企業に限ってWindows機、マイクロソフトになっていくのでしょう。
Appleに直接お願いしたら良いのに・・・。
さて、次に進みます。
8 ソフトウェア仕様
ここを見るともうどこかで入札通ったんじゃないかと疑ってしまう内容です。
バイアスがすごいです。(偏り)
(1)授業支援ソフトウェアは「WinBird for chrome」とする。
・先生用の WindowsOS と学習者用の ChromeOS で同様の操作性であること。
↑言っちゃってますね。WindowsOSと同様の操作性
・G Suite for Education の Class ルームと名簿連携し活用できること。
・校内 Wi-Fi 環境の状況に応じて、快適に操作できること。
・学習者用のパソコン操作をロックできること。
・先生用の表示画面(WEB サイト・コンテンツ等)を一斉に学習者用に表示できること。
・先生用画面にて、生徒用の表示画面が分割表示され、画面比較ができること。
・授業支援のマーカー機能が搭載していること。(先生用画面に書き込みができる)
・アプリ起動機能の追加アプリの登録ができること。
・データ配布機能が充実していること。
・Google ドライブを活用したフォルダ作成や資料の送受信ができること。
・自宅などとの遠隔授業の際にも上記機能が使えること。
FQDN だけでなく下位のページの URL でもフィルタリングが可能であり、ログに 残ること
↑とありますが、ログとは生徒が使っている端末のネットサーフィン履歴が見られると言う事でしょうか。
どういうことでしょうか!
さらに、飛ばしましたが、
(2)学習ドリルソフトウェアは「東京書籍 タブレットドリル」とする。
今回のタブレット配布はGIGAスクール構想の名の下だと思っていたんですが、タブレットドリルを行う事が主体となっているのでしょうか?
この公募資料にはプログラミングというキーワードは出てきませんでした。
と、思いきや、iPad貸与システムなるものがありました。
その中には、このアプリ一覧を使ってみては?と。
この流れでiPadでGIGAスクール構想いきましょう!
とはならなかったんですね・・・。
悲しいです。笑泣
やはり沖縄オーレとして外部から若い世代に「Mac、iPad」を教えていくしかないようです。
そうは言っても、GIGAスクール構想には期待はしています。
子供たちがこれをきっかけに夢や希望を持ってもらえるといいなと、心から願っています。
那覇市の地域以外は調べていませんが、
きっと横並びの案件なんでしょう。
沖縄のGIGAスクール構想から目が離せまん!!!
以前から沖縄オーレでも注目の国の事業(文部科学省)
GIGAスクール構想(子供たちにITをより知ってもらう)の、
端末入札公募がスタートしています。
那覇市教育委員会へ2021年1月26日火曜日までの入札です。
タイトルにもありますように、
GIGAスクール構想について私が思う事をまとめていきます。
あくまでもiPadじゃない!と、いう事が
わかるような箇所がありますという記事です。(残念)
2021/02/18
この公募の内容が悪いとかじゃないので、
ネガティブ意見ではありません。
では、早速いきましょう。
公募内容の引用先はこちらのURLです。
http://cms.nahaken-okn.ed.jp
まず最初にいいた事、
令和3年(2021年)1月29日に入札、事業者が決まります。
それから、納入日期限が、2月28日となっています。
まずこの時点でこの事業はある程度の規模がある会社しか参入できないということです。
(1)調達数
先生用1,512ライセンス
学習者用28,517ライセンス(詳細は別表1参照)
(2)納入場所 小学校36校・
中学校17校・那覇市立教育研究所(詳細は別表1参照)
土日は休みの学校、数えると2月の営業日は20日です。
そして祝日が2日あるので18日。
この18日で小学校36校と中学校17校の53校です。
1日平均で言うと1日3校に端末をお届けしないといけません。
キッティング作業、アカウント作成など、この短期間でいけるのか?
端末購入の準備
梱包作業
端末管理番号の配布
電源が入るか端末チェック
アカウント作成、
必要ソフトのインストール?
セキュリティソフト?
箱に戻す。
教員用の仕様書も必要になりますね。
小さな会社にもチャンスがあるように、
那覇市一括で公募を出すのではなくて、
公募のエリアを細分化することで
学校単位で競争でき、
良いところ悪いところが出てくる気がします。
そしてパーソナルコンピューターと言われているのに完全管理されている状況です。
しかも、次の項も要チェックです。
4 ソフトウェア調達及び保守運用業務の概要及び基本条件
↑これ、
G suite for education
はい、Googleです。
だからといってiPadではないとは言えませんが、
ここまで決まっていると言う事は、端末も決まっているはず。
試しに、G suite for education とGIGAスクール構想と検索すると、Googleの公式サイトで紹介されていました。
画像を貼り付けます。
引用先:https://edu.google.com/intl/ja/giga-school-plan/
引用先をクリックするとわかりますが、もはやAppleの出る幕はないのか?
あくまでもApple信者目線ですからね!
というわけで、Chromebookになる可能性が高くなりました。
ちなみに、保守機関
【保守】(保守期間:令和3年3月1日~令和8年2月28日)
とあります。5年間の事業なので、
きっと力(資本)がある企業が名乗り出るのでしょう。
そういう企業に限ってWindows機、マイクロソフトになっていくのでしょう。
Appleに直接お願いしたら良いのに・・・。
さて、次に進みます。
8 ソフトウェア仕様
ここを見るともうどこかで入札通ったんじゃないかと疑ってしまう内容です。
バイアスがすごいです。(偏り)
(1)授業支援ソフトウェアは「WinBird for chrome」とする。
・先生用の WindowsOS と学習者用の ChromeOS で同様の操作性であること。
↑言っちゃってますね。WindowsOSと同様の操作性
・G Suite for Education の Class ルームと名簿連携し活用できること。
・校内 Wi-Fi 環境の状況に応じて、快適に操作できること。
・学習者用のパソコン操作をロックできること。
・先生用の表示画面(WEB サイト・コンテンツ等)を一斉に学習者用に表示できること。
・先生用画面にて、生徒用の表示画面が分割表示され、画面比較ができること。
・授業支援のマーカー機能が搭載していること。(先生用画面に書き込みができる)
・アプリ起動機能の追加アプリの登録ができること。
・データ配布機能が充実していること。
・Google ドライブを活用したフォルダ作成や資料の送受信ができること。
・自宅などとの遠隔授業の際にも上記機能が使えること。
FQDN だけでなく下位のページの URL でもフィルタリングが可能であり、ログに 残ること
↑とありますが、ログとは生徒が使っている端末のネットサーフィン履歴が見られると言う事でしょうか。
どういうことでしょうか!
さらに、飛ばしましたが、
(2)学習ドリルソフトウェアは「東京書籍 タブレットドリル」とする。
今回のタブレット配布はGIGAスクール構想の名の下だと思っていたんですが、タブレットドリルを行う事が主体となっているのでしょうか?
この公募資料にはプログラミングというキーワードは出てきませんでした。
と、思いきや、iPad貸与システムなるものがありました。
その中には、このアプリ一覧を使ってみては?と。
この流れでiPadでGIGAスクール構想いきましょう!
とはならなかったんですね・・・。
悲しいです。笑泣
やはり沖縄オーレとして外部から若い世代に「Mac、iPad」を教えていくしかないようです。
そうは言っても、GIGAスクール構想には期待はしています。
子供たちがこれをきっかけに夢や希望を持ってもらえるといいなと、心から願っています。
那覇市の地域以外は調べていませんが、
きっと横並びの案件なんでしょう。
沖縄のGIGAスクール構想から目が離せまん!!!
Posted by 沖縄オーレ at 15:51│Comments(0)
│Apple_academy